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新潟日報 連載記事 「生きづらさ」を生きる 81(2012年12月28日)
韓国へ「解毒」の旅
時々、旅に出るようにしている。
なんとなく自分がささくれたり、心の中で舌打ちしてしまいそうな時、
「私には旅が足りないのだ」と思う。
知らない国の風に吹かれ、知らない景色を見、知らない言語の中でほっつき歩きたい。
そうして旅先で騙され、ぼったくられ、日本語以外の言語ができない自分がいかに
何もできないちっぽけな役立たずなのかを再確認したい。
そんな行為で、自分の中の毒素の前兆がみるみる溶けていくことを知っているからだ。
ということで、12月のはじめ、韓国に行ってきた。
女2人、ただただ韓国の美味しいものを食べまくった旅。
2泊3日の滞在で、1日6食、合計で20食近く食べた。
そんな韓国は、まさに「解毒」の旅だった。
なんといっても、韓国の人々が脱力しまくっているのが素晴らしい。
特に市場や屋台は「脱力人間」博覧会だ。
自分の店が営業中だというのにレジに突っ伏して熟睡しているお兄ちゃん、
出前のご飯を食べているおばちゃん、果てはその場ではを磨いているおじさんまでいる。
「人からどう見られるか」とか「客商売だからちゃんとしなくては」
なんて意識の欠片もない人たちの自由過ぎる振る舞い。
そんな中でも、初日に訪れた食堂は「客が最底辺」という揺るぎないポリシーに基づく
営業方針を貫いており、非常に感銘を受けた。(つづく)
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