12/12/29 22:43:39.71 H+/iO1cx0
>>215
日銀の金融緩和シフトというのは大ウソで、むしろ金融引き締めを実行してきた( 怒り )
例えば2011年8月の政策決定会合で、資産買入基金を10兆円増やし、量的緩和を強化したとした。
( うち6.5兆は銀行貸出と短期国債の買い入れ増額 )
ところが2011年4月から12年1月の間、日銀の銀行貸出は5.9兆、短期国債は3.1兆減少していた!
これは、資産買入基金以外の銀行貸出と短期国債を満期回収したからで、
季節調整後のベースマネーは、4月120兆 → 12年1月118兆と、3兆円減少。
他の先進国では当然、金融緩和は、グロス ( 単純増加 ) でなく、ネット ( 増加 - 減少 = 純増加 ) で論じる。
なのに日銀は表ではグロスで緩和と発表し、裏では涼しい顔してネットで引き締めを実行してきた。
2月の政策も、グロスで10兆円緩和 → 裏で10兆以上回収、とネットでは引き締めた。
しかも日銀には最初から30兆円の買取枠があって、昨年ですら10兆以上余っていた。
2月の買入れ10兆円も、特務オペでも何でもなく、通常業務オペの範囲内。
体たらくをやってきたことが暴露されてんだから、
最低でも50兆円ぐらい買わないと、市場にはなんのインパクトもない。
結局、日銀だけでなくミンス政権と財務省の、日本経済そのもののやる気のなさを見透かされ、
白川は、ますます円高誘導しただけだった!!><