12/12/29 13:02:43.61 H+/iO1cx0
>>321
>常に絶対的な為替水準があるわけではない。
お前が知らないだけで、ちゃんとあるよ( 苦笑 )
円とドルのベースマネーの比とドル円レートの相関係数は、
80年以降、90年以降、2000年以降、05年以降、07年以降のそれぞれで見ると、
0.47 → 0.67 → 0.77 → 0.84 → 0.91 ( 1に近いほど関係が強い )。
円とドルのベースマネー比からみると、ドルは135円が適正となる。
( 等価購買力でも、適正レ-トはCPIベースで128.8円 URLリンク(www.iima.or.jp) )
しかし、80年代の実際のレートはドル200 ~ 250円で、本来の水準よりの2倍近い円安だった。
ところが85年プラザ合意で、一気に日米のベースマネー比まで、円高推移した。
プラザ合意当時の230円台が1年後に150円台、2年後140円台となって
ベースマネー比から予想される理論値あたりに収束した。
プラザ合意による円高で輸出競争力を失ったが、逆にいえば、それまでは円安で競争力を持っていた。
そして日本経済も好調だった。
その後90年代からの円高の歴史が、デフレ不況の失われた20年そのもの。
ド ル 円 の 適 正 レ ー ト 130 円 に 戻 し 、 更 に 円 安 に な ら な け れ ば 、
日 本 経 済 は 絶 対 に 良 く な ら な い !!