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「厳しい年であった今年も、もうあとわずかになりました。これからも私どもは被災者のことを思いつつ、
国民みなの幸せを願って過ごしていくつもりです。来(きた)る年がみなさんひとりびとりにとって、
良い年であるよう、祈っています」。この日、一般参賀に訪れたのは、記帳も含めて計約2万8000人
(宮内庁発表)で、前年の約2万5000人を上回った。
陛下はこの日、一般参賀以外でも、お住まいの御所や宮殿で、皇族方をはじめ元皇族、ご親族、政府要人の
お祝いのあいさつを受けられた。側近によると、今年もご負担の軽減に配慮し、昨年に続いて一部行事の時間を
短縮したり、行事の合間にお住まいの御所に戻ったりされた。
宮内庁によると、この1年の両陛下の公的な地方訪問は9府県(宮城、山口、長野、新潟、岐阜、山梨、福島、
沖縄、京都)で、岐阜県は2回訪問された。
陛下が東日本大震災に関して説明を受けた回数は39回に上り、国事行為として内閣の書類725件に署名や
押印をされた。今年もハゼの分類やタヌキの食性について研究を続け、お時間があるときには読書やチェロの
練習をされたという。
宮内庁の風岡典之長官は27日、年内最後となった定例会見で、今年は2月の陛下の心臓手術や5月の
両陛下での英国ご訪問、6月の寛仁親王殿下の逝去などがあったことを振り返り、「考えてみると、これだけ
1年間の中で変化があった年も少ないのかなという気持ちです」と述べた。
陛下が誕生日の記者会見で、宮内庁が課題とする公務のご負担軽減について、「今のところ、しばらくは
このままでいきたいと考えています」と、公的な行事を減らすことを望まない考えを示されたことについては、
「陛下のそういったお考えをふまえて対応していくのが基本だと思っています」とし、従来通り日程面の配慮や、
個々の行事内容の検討などを通じてご負担に配慮していく考えを示した。
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