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交通違反取り締まり中、速度超過で走行した同僚警官を摘発しなかったとして、静岡県警は27日、犯人隠避と
証拠隠滅などの疑いで、袋井署交通課の50代の男性警部補を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。
警部補は同日、依願退職した。
書類送検容疑は、昨年12月14日、制限速度40キロの袋井市内の県道を25キロオーバーで乗用車を運転した
同署の40代男性警部補を取り調べようとしたが、同僚と知って交通違反切符を切らず、測定の記録資料も廃棄した疑い。
県警に今年10月、匿名の情報が寄せられ、調べていた。佐藤光一首席監察官は「誠に遺憾で深くおわびする。
再発防止と信頼回復のため、職務倫理を強化したい」とのコメントを出した。
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