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衆院選公約で生活保護費の「10%引き下げ」を明記した自民党の政権復帰に伴い、給付水準の引き下げが確実な情勢となっている。
財務、厚生労働省関係者によると、年明けに本格化する平成25年度の予算編成の過程で下げ幅が決まる見通しだが、
毎年数%ずつ減らしていく段階的な削減案が有力視されている。
引き下げが検討されているのは、受給者の食費や光熱水費に充てる生活扶助の基準額。
60歳以上の単身世帯では月額6万2千~8万円が支給されているが、
一般低所得者の生活費を上回っていることが消費実態調査などから指摘されており、
自民党は「所得水準、物価、年金とのバランスを踏まえて引き下げる」としている。
生活扶助の食費相当分について、自民党のプロジェクトチームは、食券などを想定した「現物支給」も提案。
政策集では、自治体が現物か現金かを決められる選択制も打ち出している。また、保護費全体の半分を占める医療費についても、
安価なジェネリック薬(後発医薬品)の使用を義務化する案を提示している。
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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(つづく)