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城島光力財務相は26日午前、臨時閣議後の記者会見で、民主党政権のもとで円高が進行した点について
「民主党政権だから円高だったと私は認識していない」と述べた。ギリシャをはじめ欧州の債務問題や
米国経済の推移を挙げ「冷静に過去を振り返ると相対的にやはり円の安定性が際立っていたのだろう」と総括した。
26日の外国為替市場で円相場は1ドル=85円台になっている。財務相は日銀と政府の
共同文書の存在や米国の「財政の崖」を巡る思惑に触れ「3年3カ月の取り組みのベースが
あって初めていまの状況になっていると思う」との認識を示した。
10月の就任以降、城島氏の財務相在任期間は3カ月にとどまったが「私の3カ月だけでなく、
民主党政権においてもデフレからの脱却は最大の課題であり、
同時に今までの相場の一方的な円高について政府として問題意識を持っていた」と述べた。
野田内閣は26日の臨時閣議で総辞職し、26日が城島氏にとって財務相として最後の記者会見になったが
「円高不況を実体験した私としては為替についての感度というか、
問題意識は私は誰にも負けないくらい持っていた」との自負も見せた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
ソース 日本経済新聞
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