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★民主党新代表―党再生の覚悟を示せ
きのうの民主党代表選で、海江田万里元経済産業相が新代表に選ばれた。
幹事長には、来夏の参院選の「顔」に期待されている細野豪志政調会長を起用する。
総選挙で民主党は、議席の4分の3を失う歴史的な惨敗を喫した。海江田―細野体制に、文字どおり存亡の危機にある党再生をかける。
それにしても、ふがいない代表選びだった。
細野氏ら「本命」とみられた有力者はあえて火中の栗を拾おうとせず、消去法的に海江田氏が選ばれたといっていいだろう。
海江田氏は昨年、菅内閣で経産相をつとめた。原発再稼働をめぐって首相と対立し、国会で涙をみせた記憶は新しい。
昨夏の代表選に小沢一郎元代表に推されて立候補したが、「小沢傀儡(かいらい)」批判を浴びて敗れた。
そんなひ弱なイメージを跳ね返し、困難な党の立て直しに指導力を発揮することを望む。
海江田氏が取り組むべき課題は二つある。
第一に、「寄り合い所帯」といわれる党の体質を根本から改めることだ。
この3年の民主党は、政権与党というのに消費増税などをめぐって内紛と分裂を繰り返してきた。
党内で徹底的に議論し、決まったらこれに従う。こんな政党政治のイロハをまず確立することである。(>>2-3へ続く)
asahi.com 2012年12月26日(水)付
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