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・自民党の安倍晋三総裁は21日、韓国に額賀福志郎元財務相を特使として派遣することを決め、
日韓での政権交代を機に、冷え込んだ両国関係の改善に最優先で取り組む姿勢を示した。
衆院選公約に掲げた2月22日の「竹島の日」の政府主催式典の来年開催も見送った。
タカ派色の強い発言と比べ対応は柔軟な「現実的外交」(外務省幹部)路線を次期政権でも
取ろうとしているようだ。
「韓国にとって初の女性大統領でわれわれも期待している。日韓関係を発展させ、改善させたい
という思いを込めて額賀氏に訪問してもらう」。安倍氏は21日、特使派遣の狙いを記者団に説明。
朴槿恵次期大統領宛ての親書を額賀氏に託すことも明かした。
安倍氏は、民主党政権下で傷ついた日本外交の立て直しは「喫緊の課題」と繰り返し訴えてきた。
解決の見通しが立たない竹島問題で強硬姿勢に出るより、まずは日韓関係修復という現実的課題を
優先させた格好だ。
安倍氏は衆院選で公約した「竹島の日」の政府主催式典についても、実際に盛り込んだのは
公約の付属文書だったことを踏まえ「正確に言うと公約そのものではない。(開催は)総合的な
外交的な状況を踏まえて考えたい」と、開催ありきではないことを強調した。
これについて、外務省関係者は「北朝鮮ミサイル発射をはじめ東アジア情勢を考えたら日韓関係は
改善する必要がある。そうした認識に立った判断をしたのではないか」と指摘する。安倍氏は中国に
対しても強硬姿勢を示しながら、2006年に首相に就任すると初外遊先に中国を選び、小泉政権下で
険悪化した日中関係を改善。外交での現実路線を印象付けた。
ただ、「竹島の日」を条例で制定し、毎年県主催の式典を開いている島根県内では、あてが外れたとの
思いが強い。竹島がある同県隠岐の島町の松田和久町長は政府主催案について「本当にできるのか、
選挙パフォーマンスはやめた方がいいと思って聞いていた。できないことは言わない方がいい」と失望感を示した。
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