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”大阪学院大、2億2千万円所得隠し=理事長の「経費」認めず-大阪国税局”
学校法人「大阪学院大学」(大阪市北区)が2011年までの7年間に、研修センターの管理費などの名目で
計上した約2億2000万円について、大阪国税局が「理事長らの個人費用の肩代わりで、給与に当たる」と指摘していたことが
20日、分かった。悪質な所得隠しと認定され、重加算税を含む約1億円を追徴課税された。
関係者によると、給与と判断された支出の大半は白井善康理事長(66)名義で借りている米ハワイ・ホノルルの邸宅の保証金と管理費。
大学の研修センターとされていたが、4年ほど前から使われておらず、国税局は理事長の資産と認定した。
このほか、大学の経費で購入したパソコンなどを、教授らが自宅で個人的に使っているケースも給与に当たるとされた。
大阪学院大は09年にも、白井理事長の海外出張経費として計上した約8000万円について、
飲食代や妻のファーストクラス代などの私的な支出で、個人の賞与に当たると指摘されている。
大阪学院大の坂口清隆常務理事の話 見解の相違があったが、指摘を受けて納付した。
時事ドットコム(2012/12/20-18:44)
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