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古代マヤ文明の暦が2012年12月21日で終わることから、人類が終末を迎えるとの終末論が世界中を駆け巡っている。
これに飛びついたのが、マヤ文明ゆかりの地メキシコやグアテマラの政府や旅行業者ら。
この日を絶好の商機と捉え、観光客誘致に力を入れる。欧州でも、トルコやフランスのパワースポットなどで当日を迎え、
“世界の終わり”から逃れようとする人が殺到している。
16世紀ごろに滅んだとされるマヤ文明は、ピラミッドや天文学など高度な文化が発達したことで知られる。
終末論は、当時のマヤで使われていた暦が、2012年12月21-23日頃にかけて区切りを迎える話がもとになっている。
マヤ文明の地、メキシコでは観光庁が専用サイト「ムンド・マヤ2012」を立ち上げブームをあおる。
旅行業者はマヤ文明の遺跡とカリブ海に面したリゾート地、カンクン観光をパックにした
「『世界の終わり』をカンクンで過ごそう」などのツアーを売り出している。
知名度で劣るグアテマラの業者も「マヤ文明の中心地はグアテマラ」などとPR。
こうした努力により、両国のマヤの遺跡近くのホテルは23日頃まで予約でほぼ埋まっているという。
一方、欧州では終末論を信じる人たちによる騒動が勃発。
「聖母マリアが昇天された」とパワースポットとして有名なトルコ西部のシリンス村。
人口約600人の小村に、各地から身を守ろうと約6万人が殺到。
地元業者が「世界の終わりワイン」を販売するなど便乗商売も盛んだ。
「頻繁にUFOが撮影できる」という仏南西部のビュガラッシュ山にも、「宇宙船が山頂の人間を滅亡から救いにくる」と信じる人々が急増。
地元警察は山道を立ち入り禁止にし、山麓の人口約200人のビュガラッシュ村では、警察と消防が100人体制で警戒している。
終末騒ぎといえば、日本でも1999年7月を期日とした「ノストラダムスの大予言」が大ブームとなった。
その経験から? 日本での盛り上がりは今ひとつだが、世界各地では救いを求める人々と、一儲けを狙う人たちによる大騒ぎが続いている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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