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Q: アベノミクスって何ですか?
A: 自民党の安倍総裁の経済政策が、一部でアベノミクスと呼ばれています。まだあまり馴染みがありませんが、
今後、その呼び名が定着するかもしれません。
Q: 言葉の意味は何ですか?
A: アメリカのレーガン大統領(1981年-1989年)が掲げた経済政策が、「レーガン(Reagan)」の名と、
経済を意味する英語「エコノミクス(economics)」を組み合わせた造語「レーガノミクス(Reaganomics)」と呼ばれて流行しました。
Q: アベノミクスの中身は、具体的にどんな内容ですか?
A: 大胆な金融緩和によるデフレ不況および円高不況からの脱却、大型公共事業による景気サポートなどが主な柱です。
Q: 大丈夫な政策なのですか?
A: 金融緩和や公共事業は不況対策として中高生の教科書に書いてあるくらいの基本的な内容ですから、
政策の方向性そのものは特に目新しいものではありません。ただ、その度合いが今までの政権では見られなかったほど、
文字通り大胆で踏み込んだ内容になっています。
Q: 金融緩和で円安になると、輸入食品などが高騰して生活が苦しくなるとの意見もあるようですが?
A: 今年の米ドル円の平均的な為替レート80円と比べて、つい5年前は約1.5倍も円安水準の120円程度でした。
その当時、輸入食品が高くて日本国民の生活が苦しかったのでしょうか?円安にはデメリットも考えられますが、
メリットも考慮した上での総合的な判断が求められるでしょう。
Q: 公共事業で国の借金がさらに増える心配はありませんか?
A: レーガノミクスでも当時、財政赤字が拡大しましたが、景気回復に成功しました。
結果的にはその後の政権下で強い経済を背景に90年代のアメリカ財政は赤字から一時黒字転換に至りました。
アベノミクスにおいても、当面は景気回復を最優先して、現在の日本が抱える赤字を減らすのはその後というシナリオを描いていると思われます。
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