12/12/20 03:06:46.98 0 BE:763912973-PLT(12067)
>>1(の続き)
もっとも朴槿恵氏にはかつて日本との国交正常化をテコに高度経済成長を実現した父、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領のような権力はない。
小差だった今回の選挙結果から「国民和合」は読み取れないし、近年の韓国世論は一方的な対日非難に傾く例が目立つ。
経済的には日本より中国との関係が深まり、日本重視の雰囲気は弱まりつつある。つまり朴槿恵氏にとって対日配慮は安全なカードではない。
しかし日本を取り巻く安保環境は尖閣問題で揺らいでいる。北朝鮮指導部も事実上の長距離弾道ミサイル発射実験の成功を誇り、
穏健路線を選ぶ気配はない。言うまでもなく日米韓が結束を固めるべき状況だ。
日本もこの際、韓国との関係改善に努めねばならないが、韓国も不毛な摩擦を繰り返さないですむように対処してほしい。
結局それが韓国の利益にもなることを、朴槿恵氏なら理解してくれるのではないか。
安保を含む重層的な関係の中で、日韓両国には共存共栄を目指して冷静な競争を続ける以外の選択肢はないだろう。
人的交流と相互認識の高まり、そして希望の共鳴を願う。(引用終了)
毎日新聞 2012年12月20日 02時33分
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