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滋賀県長浜市の塩津港遺跡で、平安時代後期の神社跡から見つかった
柱の多くが湖面とは逆の北側に傾いていたことが発掘で分かった。
平安期の1185年に起きた地震により琵琶湖で津波が発生、
湖岸の神社に波が押し寄せた可能性があるという。
同協会によると、湖周辺にも多数の活断層が存在。
「方丈記」などの文献から、地震の発生はこれまでも指摘されてきたが、
発掘で琵琶湖の津波10+ 件とみられる痕跡が確認されたのは初めてという。
同協会によると、11世紀半ば~12世紀末の神社跡から門柱など約20本が見つかった。
直径約15センチで、地上部分は大半が欠けており、
長さは地中に埋まっていた部分を含め約50センチ。
ほとんどが垂直な状態から約5~10度傾いていた。
また神社の周りにあった堀では、北側で5体の神像が出土。
神像も津波で流され、堀に埋まった可能性があるという。