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<許していいのか 一家で3つの議員バッジ>
自民の圧勝は、第三極が分裂し、票を食い合ったことが大きな要因だ。
「選挙区での自民党の得票率を見ると、大体3割程度です。それでも相手が分裂
していれば勝てる。結果、巨大与党が誕生してしまった。第三極がひとつにまとまっ
ていれば、自民党がここまで圧勝することはなかったでしょう。石原氏がシャシャリ出て
こなければ、橋下氏がみんなの党や未来の党と政策協議し、最後はまとまっていた
のではないか。既成政党VS.第三極で拮抗する勝負になった可能性があります」(五十嵐仁氏)
石原がいきなりシャシャリ出てきたことで、すべてが狂ったのだ。選挙前は「単独過
半数に迫る勢い」とまでいわれた維新が54議席にとどまったのも、石原と組んだことが
原因だ。維新から立候補して敗れた前議員が言う。
「石原さんと組んだのは誤算でした。政策的に相いれない旧太陽の党と一緒になったこ
とで維新は自己矛盾を抱え、急激に失速してしまった。野合批判も受けました。東京で
も思ったほど議席を獲得できず、石原人気は幻だということも分かった。政策本位の改
革勢力という看板を捨てなければ、もっと国民の支持を得られたと思います」
結果として、石原は第三極の勢いを潰し、自民党を圧勝させた“功労者”と言える。
前出の五十嵐仁氏もこう言う。
「石原さんは、憲法を改正したいだけの人。尖閣問題を利用して世論を右寄りに引っ張
ろうとしたが、民主党政権が国有化して、道具を取り上げられてしまった。で、選挙で自
民党を勝たせる側に回ったのです。タカ派政権に便乗して憲法改正に手をつけようと考えた。
あわよくば、自分が首相にという欲もあったかもしれない。タカ派の安倍政権誕生は、石原さ
んにとっては狙い通りの展開でしょう」
自民党のバカ息子2人も当選し、この選挙で石原家は3人がバッジを手にした。護
憲勢力は壊滅状態。石原の高笑いが聞こえてくるようで、鳥肌が立ってくる。
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