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【衆院選】敗北確実の「陰の宰相」仙谷氏、反民主の風象徴 徳島1区
2012.12.16 22:15
対立候補が当選確実となり、民主党副代表の仙谷由人氏の事務所では選対本部長らが支援者に謝罪した=16日午後、徳島市(大塚聡彦撮影)
民意の失望が巻き起こした逆風は「陰の宰相」と呼ばれた民主党最大の実力者をも吹き飛ばした。
小選挙区で議席を守れなかった徳島1区の仙谷由人氏(66)。
3年前の政権交代では功労者の1人とされ、野田佳彦首相の「後見人役」としても存在感を発揮した大物の
「敗北」は反民主の風を象徴した。
「大変責任を感じている」。午後9時半、自民新人の福山守氏(59)の当選確実が伝えられると、
仙谷氏の徳島市の事務所で、木村清志選対本部長らが深々と頭を下げ「敗戦の弁」を述べた。
元代表、小沢一郎氏と対立し、党内勢力を一掃した剛腕ぶりでも知られるが、
壇上には政権中枢を牛耳った「強面(こわもて)」の姿はなかった。
「まだ比例での復活がある」。比例区に重複立候補した仙谷氏は事務所近くの自宅で結果を待ったが、
支援者らは落胆の色を隠せなかった。
弁護士から政界入りして20年余り。旧社会党出身ながら、政官財界に人材を輩出した
出身高校OBらでつくる後援会が保守層に食い込み、平成8年の小選挙区制導入以来、保守王国・徳島で「負けなし」の強さをみせた。
しかし、今回は公示前から苦戦がささやかれた。
「本物の政治家を失ってはならないとの危機感を共有していたが、これほどの逆風だったとは」。
陣営幹部が振り返った通り、政権実力者への風当たりは、民意の期待を裏切った「戦犯」の意味合いが色濃く反映した。
官房長官時代に起きた中国漁船衝突事件をめぐり「弱腰外交」と批判された政府の対応や、
国会答弁で「自衛隊は暴力装置」と自身が発言したことも、保守層の反発を招き、支持離れに拍車がかかった。
「どうか私を助けてください」。選挙戦最終日まで頭を下げ続けた仙谷氏。
訴えは最後まで有権者に響かず、政権の表舞台から静かに去った。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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