12/12/16 13:37:36.75 0
★憂楽帳:目に見えないものは?
カトリック大阪大司教区の池長潤大司教(75)は、日本に17人いる現役司教で組織する日本カトリック司教協議会の会長も務める。
クリスマスに向け、忙しい毎日を送る中、不安が頭をよぎる。この国はどうなってしまうのだろうか、と。
司教団は昨秋、「いますぐ原発の廃止を」のメッセージを発表した。原発の是非は神に与えられた人間の生命にかかわる問題なのだから、
宗教者として発言する責任があると考えたからだ。衆院選でも原発問題は争点の一つだが、どれだけ深い考えに基づく主張なのかが伝わってこない。
加えて「憲法改正」「国防軍」の言葉も聞こえてくる。不安が増す。
「東日本大震災は私たち一人一人に、命の大切さと真の幸せとは何かという課題を突き付けたはずです」。
しかし、その課題に真正面から取り組もうとする主張は聞こえてこない。政党、候補者だけの問題ではない。
「日本は今、目に見える世界しか見えず、関心がもてない社会になっているのではないでしょうか」
明日は投票日。目には見えない大切なものは何だろうか。じっくり考えてから投票所に向かいたい。【鈴木敬吾】
毎日新聞 2012年12月15日 大阪夕刊
URLリンク(mainichi.jp)
前スレ 1の立った日時 12/15(土) 18:01:48
スレリンク(newsplus板)