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票流の現場:さが・選挙区ルポ 1区 プライド捨て「助けて」 雪辱戦で「金星」を狙う /佐賀
衆院選は選挙戦も残り少なくなった。県内3小選挙区の8候補は連日激しい舌戦を展開している。
根強い政治不信の中、有権者の票はどこへ流れるのか。「見えない票田」を相手に各陣営が悪戦苦闘する各選挙区の現場を歩いた。
抜群の知名度を誇る原口氏だが、今回は大臣経験者としてのプライドを捨てた戦いを強いられている。
「私は『助けてください』という言葉を今まで街演車で使ったことがない。しかし、今回は助けてください」。
8日夜、佐賀市の個人演説会で、原口氏はマイクを握る手に力を込めた。
マスコミの世論調査で劣勢を伝えられ、陣営の危機感は強い。10日は寒風の中、自転車での遊説まで試みた。
連合佐賀の推薦は受けたが、自治労県本部が支持どまりなど、単組の足並みはそろわず、
前回協力した社民県連も今回は自主投票。しかし、陣営が苦しんでいるのは、
消費税増税法案採決時に棄権したことへの有権者の評価だ。
「みんなテレビや新聞で見ているのに、きちんと説明してきていない」と陣営関係者。
別の関係者は「今まで(集会などに)来てくれた人が来ない」と嘆いた。
もっとも、情勢の悪さに社民県連の幹部が“個人的に”支援するなど、組織の協力関係に変化も見え始めている。
終盤に向け党幹部らの来援を受け、巻き返しを図る。
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