12/12/11 20:17:06.96 17AH995+0
今回のテストの結果として特筆すべきなのは、KDDI「au 4G LTE」の通信範囲の広さだ。こだま新幹線に乗って、東京駅を出発してから新大阪につくまで約4時間。
「au 4G LTE」はそのほぼすべての区間で、3Gに切り替わることなく回線を利用することができた。
「新幹線にはトンネルもあるのでは?」と思った方もいるかと思うが、「au 4G LTE」は実はトンネル内での通信に強い。
ほかのキャリアがトンネルに入ると3G回線に切り替わり、通信速度も大幅に落ちる中、「au 4G LTE」は通信速度も下り平均20Mbps前後で安定したまま通信できた。
一方、ソフトバンクの「SoftBank 4G」は駅に近づくと、利用可能になるケースが多い。
東京~品川間や京都~新大阪間では連続した通信が可能なものの、そのほかの駅では出発してから平均10分ぐらいで、アンテナの表示が3Gへと切り替わった。
また、駅によっては停車中の車内からでは、「SoftBank 4G」に接続できないこともあった。
中には、掛川駅のように駅の前後では「SoftBank 4G」に接続していたものの、駅の構内に入ると回線が3Gに切り替わることも。
駅舎に電波が遮られたのか、それとも回線が混雑していたのかは不明だが、どうやら停車中でも通信が不安定になるケースがあるようだ。
NTTドコモのLTEサービス「Xi」だが、残念ながら今回のテストでは移動中での通信がほぼ不可能だった。
駅によっては停車中に「Xi」通信が可能になるのだが、出発すると数秒で回線が3Gに切り替わるなど、利用できるエリアはかなり狭い。
また、電波の強度も3キャリアの中で一番弱い印象がある。東京駅や新大阪駅のホームでは通信が可能だったものの、新幹線の車内に入ると「Xi」を利用することはできなかった。
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