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★アングル:敦賀原発、危険な場所で長年稼働
[東京 10日 ロイター] 日本原子力発電の敦賀原発をめぐり、原子力規制委員会が2号機建屋の直下にある断層は
「活断層の可能性が高い」との判断を示したことは、危険な場所で原発が長年にわたり稼働してきた実態を裏付けることとなった。
国は活断層の真上に原子炉など重要施設を置くことを「想定していない」との文言で禁止している。
東京電力<9501.T>が福島第1原発事故で強調した「想定外」という誤りを、日本原電が安全の根幹部分で抱えていたことが濃厚になった。
<危険性の指摘、80年代以前から>
活断層の真上に原子炉などの重要施設の設置を禁じているのは、地割れにより原子炉建屋が傾いたり、
安全確保のために重要な配管などが破損して機能しなくなる恐れがあるため。
ところが、1970に運転開始した敦賀原発は日本で唯一、敷地内に活断層(浦底断層)の存在が確認されている原発だ。
同社が浦底断層を活断層だと認めたのは2008年3月だが、鈴木康弘・名古屋大教授は、
「浦底断層が活断層であることは1980年代以前から可能性が指摘され、1991年には確実視されていた」と批判。
同教授は、今回、原子炉直下の破砕帯が活断層である可能性が高いと指摘した調査団のメンバーだ。
<活断層が原発敷地にある異常ぶり>
浦底断層は敦賀原発2号機原子炉建屋から250メートル程度しか離れていない。
活断層の恐ろしさは、大都市・神戸に甚大な被害をもたらした阪神大震災(兵庫県南部地震、1995年)で証明されている。
鈴木教授とともに調査団に加わった宮内崇裕・千葉大大学院教授は、10日の規制委会合で
「兵庫県南部地震をはるかに超える大地震が起きる可能性ある。
こうした断層が原発敷地内にあること自体が異常事態で脅威的」と警告した。(続く)
REUTERS URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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