12/12/10 22:45:36.91 0
★<敦賀原発>「クロ」判断、他の原発にも影響
原子力規制委員会の調査団が10日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)にある断層を
「活断層の可能性が高い」と判断し、2号機の廃炉が避けられない状況になった。
規制委の現地調査は、敦賀原発の他に、関西電力大飯、美浜(いずれも福井県)
▽東北電力東通(青森県)▽北陸電力志賀(石川県)の各原発と、
日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)--の計6施設が対象になっている。
いずれも経済産業省原子力安全・保安院(当時)が全国の原発を再点検した結果、
敷地内の破砕帯が活断層である可能性を否定できなかったものだ。
今回、規制委が敦賀原発2号機に事実上の「クロ」の判断を示したことは、今後の調査に大きな影響を与えそうだ。
11月の現地調査の結果、規制委から追加調査を指示された大飯原発について、関電は先月22日、
来年2月までの追加調査計画を規制委に提出。トレンチ(調査溝)の拡幅や追加のボーリング調査を行う内容で、
破砕帯の広がりの範囲や、破砕帯の連動の可能性を確認する。
関電の追加調査の状況をみながら、規制委も独自に再度、現地を調べる方針だ。
東通原発も、敷地内南側の複数の地層のずれについて、多くの専門家が「活断層によるものではないか」とみてい
る。
規制委は今月13日から2日間、現地調査する。
志賀原発、美浜、もんじゅについては規制委の調査日程が決まっていない。
しかし、もんじゅの西約500メートル、美浜原発の東約1キロには「白木-丹生(にゅう)断層」という活断層が
あり、
両施設の原子炉建屋直下を走る破砕帯が連動する恐れが指摘されている。【江口一、岡田英】
毎日新聞 12月10日(月)22時39分配信 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)