12/12/10 23:15:52.46 px2oMljz0
3、逮捕歴あると、生活上不利な事はありますか?
先ほど申しましたように、「法的には」マッサラな状態になっているはずです。
あとは問題があるとすれば、周囲の人がどう見るかということだけです。(もし事件のとき見ていた人がいるなどの場合)
でも何度もいいますが、逮捕・留置というのは決して罪人とされたという意味ではありません。
しかも検察官が不起訴にした以上、法的にはすべて終わっています。
(厳密に言えば「不起訴」ではなく「起訴猶予」かもしれません。起訴猶予なら将来(公訴時効になるまで)起訴される可能性はあるのですが、
この種の事件を検察官がわざわざ蒸し返して起訴するとは思えません。もし「起訴猶予」であったとしても、限りなく「不起訴」に近いと私は推測します。)
事件そのものはたしかに好ましいことではないと思います。ですから人の口から口へ伝わっていくことはあるかもしれませんが、
真面目に生きていれば、いつしか忘れられていくのではないでしょうか。
戸籍についても誤解している人が多いようです。
たとえ有罪判決を受けて懲役に行っても、戸籍に載ることはありません。
まして逮捕・留置など、載ることはありません。
戸籍はあくまで家族関係を記録する書類に過ぎません。
ちなみに参議院議長の江田五月さんは学生運動で逮捕された経歴があります。
しかしその後、司法試験首席合格、司法修習所首席卒業して裁判官になり、横浜地裁判事補を経て国会議員になりました。
その後のご活躍はご存知のとおりです。