12/12/10 13:22:21.15 a3/pJKXh0
交野市のケースでは「なぜ、わざわざ通学路や小学校の近くにパチンコ店を建てなければいけないのか」と
考える人が多いはずだ。法で許可された範囲ならどこに出店してもよいものなのだろうか。
今回の判決は、風営法の目的を定めた第一条「この法律は、善良の風俗と清浄な
風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、
風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び
年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、
その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする」との考えに基づき判断された。
つまり、法に基づくとは「字面」に従うことではなく、その法が存在する「精神」に従うことに他ならない。
パチンコホールは地域の人々に娯楽を提供する場である。その地域の人々と
争って得をすることは何一つない。大衆娯楽を掲げる以上、人々の生活に寄り添う事業、
産業であらねばならず、それゆえ地域密着の視点は他産業以上に不可欠だ。
地域に在ることで、人々に喜ばれる存在になる姿勢と行動。周囲の人々とともに
コミュニティーを活性化させる在り方が、パチンコホールに強く求められている。
そーすおわり