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【衆院選2012 九州・山口】初の週末 民主悲哀 幹部素通り
2012.12.9 02:18 [衆院選]
■応援要請も返事なく
衆院選公示後初の週末となった8日、九州・山口は各党とも党首や党幹部の来援は少なく、
やや盛り上がりに欠ける中盤戦となった。中でも苦境が伝えられる民主や準備不足の第三極は、
週末以降に知名度の高い党幹部らがテコ入れのため来援を予定するが、自身の選挙戦を気にせずに駆けつけられるのは一握り。
選挙区を絞って九州を駆け足で巡ることになり、来援から漏れた陣営から「うちには来てくれないのか」と悲哀の声が漏れた。
(田中一世、大森貴弘)
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特に厳しいのは与党・民主党だ。8日には玄葉光一郎外相が北九州市のJR小倉駅前で、
福岡10区の民主前職・城井崇氏の応援演説を行った。だが、折からの寒波の影響もあって、集まったのは約300人にとどまった。
玄葉氏は「第一に候補者の人柄を見極めてほしい。福岡10区は大接戦の選挙区だから来ました。
城井という正直でまっすぐな若い政治家を育ててください」と、民主に吹く逆風を意識してか「政党よりも人柄」を強調した。
玄葉氏は同日、慌ただしく福岡9区と佐賀2区へ。9日は岡田克也副総理が九州入りし、
福岡2、6、7、10区、佐賀1区、長崎1区を回る。
民主が予定する応援演説は、いずれも無党派層が多い県庁所在地や都市部で接戦となっている選挙区ばかり。
民主が応援場所を絞る理由は、党幹部や大臣クラスさえ自身の選挙区で苦戦が伝えられ、他人に構っている余裕がないからだ。
知名度という点でも遊説メンバーは野田佳彦首相や岡田氏、玄葉氏、前原誠司氏らに限られる。
城井氏は「土日に2人応援に来てくれることは、劣勢といわれている中でも『追い抜いて勝て』という党本部の激励だと思う」と話すが、
九州・山口で29人いる民主公認候補の中では、数少ない恵まれた立場だ。
(つづく)
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