12/12/06 17:47:57.92 0
中国と韓国が総選挙の結果日本が「右傾化」することを警戒しているという記事をよく目にする。それは自民党の
政権奪還を好まないという婉曲な意思表示だから、そんな両国の思惑などもっともらしく報道する必要などあるまい
▼民主党の外交政策、とりわけ中韓を相手にした場合の弱腰に日本国民はさんざん落胆させられてきた。何も喧嘩を
売れというのではない。自国の正当性を主張するのになんで躊躇する必要があるのかという疑問に同党はあいまいさで応えてきた。
しかし交渉相手がタフでないのは相手の思うつぼだ
▼だからこそ、多少は手強くなりそうな次の政権を牽制するのは両国の国益に沿うことであり、国内のメディアは
その片棒などかつぐ必要はないのだ。確かに自民政権となれば民主よりは国益を強く主張するようになるだろう。
だが、いくら「右傾化」しても戦後の日本外交に通底している弱腰が改まるとは思われない
▼と考えれば、これは両国の思惑というよりも国内の一部メディアが政治の右旋回を好まないというシグナルなのかも
知れないと判断もできよう。なにせすぐれて国内問題である首相、閣僚の靖国参拝をメディアが先頭に立って国際問題化する国である
▼いずれ日本は右とか左とか色分けする愚から卒業する頃だろう。保守が制度改革を目指し、革新が旧制度を墨守するという
世相を見なれると、本当に必要な判断基準は真の日本を託すにはどの党がふさわしいかという点にあろう。12党もの乱立は
そのメッセージだろうと思う。
ソース:URLリンク(www.tohkaishimpo.com)