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★ 日本での選挙戦スタート ホセイニー解説員
日本で、衆議院選挙が公示され、4日火曜から選挙戦がスタートしました。情報筋によれま、今回の選挙では、
12の政党から出馬した1500人が、480議席を巡って争います。
福島原発事故に注目し、与党民主党の野田首相と自民党の安倍総裁は、いずれも、福島県で選挙運動を開始しました。
民主党は、福島原発事故への対応の遅れにより、支持率を大幅に失いましたが、それでも、
選挙戦では原子力への反対を訴え、それを挽回しようとしています。
野田首相は原発反対を訴え、一方、政権を握っていた時代に、
少なくとも50基の原子炉を建設した自民党の安倍総裁は、原子力の必要性を訴えています。
この他、石原東京都知事と橋本大阪市長が率いる「日本維新の会」も、大きな存在感を見せようとしています。
新たな世論調査が発表された後、維新の会は、高い支持率への期待を高めています。
新たな世論調査で、自民党は、民主党にリードし、維新の会も2位になっています。
そして、まだどの政党を支持するか決めていない有権者も40％おり、こうした見通しが覆される可能性も十分にあります。
こうした日本国民の当惑は、懸念すべき兆候です。
なぜなら、日本世論が、自民党や民主党の政策は、自分たちの要求を叶えるものではないと考えていることを表しているからです。
それどころか、国民は自民党や民主党の政策に失望しています。
そのため、予想に反し、自民党が今回の選挙で勝利し、過半数を獲得する可能性は低いと見るべきでしょう。
そして恐らく、異なる政策を掲げた複数の政党による連立政権の樹立を余儀なくされるでしょう。
特に、維新の会は、国粋主義的なスローガンにより、浮遊票を獲得しようとしています。
そのため、自民党の支持者は、5日水曜、維新の会をけん制するため、抗議デモを実施し、
中国の尖閣諸島、そして韓国の竹島の領有権の主張を非難しました。（続く）
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