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幼児２人の育児を放棄して殺害した母親の控訴審判決で、大阪高裁は５ 日、一審通り、
懲役３０年の実刑判決を言い渡した。
中村（旧姓・下村）早苗被告は１０年、桜子ちゃん（当時３）と楓ちゃ ん（当時１）の
育児を放棄し、大阪市西区の自宅マンションに閉じ込めて 餓死させたとして、殺人の罪に
問われている。一審の裁判員裁判では中村 被告の殺意が認定され、懲役３０年の実刑判決が
言い渡されたが、中村被 告は控訴審でも改めて殺意を否認。弁護側も「放置したら
餓死するとまで 考えが及ばなかった」と減刑を求めていた。
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