12/12/06 05:43:23.94 mK1sHC930
なぜ文法にこだわるのか。それは学者の都合だ。
学者たちが自らの利益を守るため、学問には素人と玄人を区別する
敷居(ハードル)が必要だ。誰にでもできるのなら、学者が自分の地位を
正当化できなくなる。
例えば外国文学なら、その言語が読めるかどうかがハードルになる。
ロシア語が読めない人間がロシア文学者になることはできない。
ところが(日本の場合)日本文学科ではどうやってハードルを作るのか。
明治時代以降の小説を読むだけなら、ある程度の教養がある日本人なら
誰でもできる。
そこで出てくるのが古典の文法である。これを学び、習得した人間だけが
「業界」に入ることを許される。つまり国文科の教員になるには、この
ふるいにかけられる必要があるのだ。
248:名無しさん@13周年
12/12/06 05:49:12.90 17Eo4csv0
古文の上級者である先生なら
「文法&単語の知識 → 意訳」は簡単なんだろうけど・・・
初級者である生徒は学力の歩幅が狭いから
「文法&単語の知識 → 直訳 →意訳」と1ステップ余計に必要なんだよ。
もちろんいつまでもそのレベルにとどまってるわけでなく、
読解に慣れてきて「鑑賞して楽しむ」というレベルになれば、先生と同じく
「文法&単語の知識 →意訳」ができるようになるのだが。
249:名無しさん@13周年
12/12/06 05:59:56.51 ezbUVUUw0
百人一首じゃなくて万葉集と古今和歌集だったが
歌の意味と歌を詠んだ人の人物像や人間関係や時代背景を掘り下げてく授業は面白かったな
文法と意訳のみの先生の授業は記憶に残らなかった
250:名無しさん@13周年
12/12/06 06:18:41.42 w1IIQHH60
>>247
> そこで出てくるのが古典の文法である。これを学び、習得した人間だけが
> 「業界」に入ることを許される。つまり国文科の教員になるには、この
> ふるいにかけられる必要があるのだ。
但し、これは2つの考え方があるよね?
・業界に入るつもりの有る人だけが文法を完全習得する
・業界に入る際の資格として、文法完全習得させる
前者は大学に入ってからの義務。後者は実際に教員試験などの
資格としての条件。
これで必要かつ十分になると思うが?なぜ、文学を専攻しない
学生にまで、高等な文法教育が必要になるのか?
そこが一番の問題だと思う。
251:名無しさん@13周年
12/12/06 06:24:15.34 ePVbMHjU0
いきなり平安時代のものを学ばせるから
難しくなるんだよ。
とにかく奥の細道を最初から最後までやればいい。
その次は徒然草でとか。
方丈記はつまらないから飛ばす。
和歌みたいに背景とか省略とか約束事が多いものや、
枕草子、源氏物語みたいに文法や語彙で現代とは
差異がありすぎたり、またやはり時代背景や美感、
言葉の省略を学ばねばならないものは、準備が
出来てからやればいい。
252:名無しさん@13周年
12/12/06 06:25:24.32 17Eo4csv0
上レスでは半分嫌味で先生を上級者と言ったけど、
オレがいた高校では、アンチョコの意訳をただ読み上げてるだけの先生がいた。
その先生は、自分では直訳することができないくせに、
生徒には、直訳を飛び越して一気に意訳を作る能力を要求してた。
塾の先生(国立T大生)は「学んだ知識 → 直訳 → 意訳」という教え方をしてくれて
オレの古文に対する苦手意識を解消してくれたよ。
自分で直訳も作れないくせに意訳ばかり教え込もうとする先生はクズ。
253:名無しさん@13周年
12/12/06 06:54:38.22 mK1sHC930
>>250
うん、要するに玄人と素人の壁っていうのは「教員」と「学生」の壁でもある。
「学生」は誰でも通る道だから、「学者」と「一般人」の壁と言ってもいい。
要するに「国語」(日本語学・日本文学)っていうのは、他の科目と違って
「目的」をわざわざ作り出さないといけない分野なんだ…
「日常生活に不自由しない日本語の読み書き」程度がゴールでは
大学の国文科の教員も、中学・高校の国語の教師も職を失ってしまう。
もっと端的に言えば、教師が学生に向かって「教師でござい」と
言うためには(自らの地位を確保するためには)、「知識の壁」を
設定しないといけない。教師は知っていて、学生はまだ知らない
(そして、これから学ばないといけない)知識というものが存在する、と
いう前提がなければ、教師の存在意義がなくなる。
国語の場合、古典の文法が最もそれにふさわしい。(はっきりしているから)
「文学作品の味読」となると、教師と学生の「差」として使うには
曖昧すぎる基準だから。
254:名無しさん@13周年
12/12/06 07:17:37.98 UQe4Dyn90
源氏物語で好き和歌
秋はつる 野辺のけしきも しのすゝき ほのめく風に つけてこそ知れ
英訳探したらこんなの出てきた。
外人さんは、これで心にすきま風が吹く情景が思い浮かべられるんか?
Weakly, weakly the wind glides over the grasses.
One knows that the moor is at the end of autumn.
255:名無しさん@13周年
12/12/06 07:43:08.66 4B1xwYDq0
東大卒の心理カウンセラーはウソだと断言するが、
1990年代前半バブル崩壊直後の世相の偏差値50私立新設バイオ大学はこうだった。
貧乏教授のボスが、よそ様の高級車、高級ブランドを見る。または、何かのきっかけで思い出す。
すると、教授は取り乱して、子分の不良に八つ当たりをする。
不良のことが苦手な教授もいたが、ザックリと校風を言うと、そんな富裕層を憎悪する共同体だ。
モヤシ金持ち坊ちゃんの私には、不良や教授から勉強実験の邪魔をされて、居心地が悪い。
この大学は、モヤシ金持ちが勉強、友達作り不可能な雰囲気だ。体を壊して病気になる。
女子大生たちが、不良や教授にキチンキチンと挨拶して、モヤシ金持ちへは手抜きで色目を使う。
彼女たちが、不良の背中へ隠れて、不良より弱い立場の金持ちへ手抜きで色目を使う。
女がモヤシへ自分の住所電話番号の紙を渡して、ストーカー濡れ衣を着せる。
女たちが、富裕層を憎悪する人たちの心をかき乱しながら、スカートをめくって私を追い回す。
不良や教授は私のことがキライなので、女が悪いのに、女を被害者にして、私を悪者に仕立て上げる。
不良や教授は、悪者にした私から教育機会を奪い、無職破滅させる。
私へ無茶な性的嫌がらせをする女は、全員、自分を美人と勘違いしている、強欲な田舎ブスだ。
モヤシ金持ちにとって、逆恨みの共同体は厳しい。
その新設バイオ大学の学部卒の上等な就職先は、小売店、食品スーパーの店員さんだ。
実験実習は丁寧にやるが、教科書は最初の数ページだけやって卒業させる世界だ。
私は、コンビニバイトを首になる人材だから理系にきたのに、
新設バイオ大学へ願書を書いたときは、小売店、食品スーパーだとは、想像もつかない。
中学生は、少数精鋭の「賞罰なしでも進んで勉強する共同体」を手に入れるため進学高校へ、
高校生は中堅、上位大学へ、浪人生は、世の多数派の「賞罰なしだと勉強しない共同体」の影響を避けて勉強しよう。
それで、中堅上位大学へ行こう。
web-n14-00094 2012-12-06 07:18
URLリンク(ichigo-up.com) 読みやすいHTMLファイル
URLリンク(up2.cache.kouploader.jp) 安全なテキストファイル
スレリンク(kouri板:55-番)
256:名無しさん@13周年
12/12/06 07:45:48.95 4B1xwYDq0
>>255
優先順位の問題だ。努力しなくて、成績のいい子は話は別だ。普通の成績の子の話だよ。
小中高って勉強より大切なものがある。「これは大切なんだ。どうしても譲れない。」ってね。
その「勉強より大切なもの」よりも、無理やり「勉強の優先順位」を高くしたほうがいい。
平均的な成績の子供本人が自覚して「勉強の優先順位」を強引に高めることが必要だ。
教育の世界を航海にたとえると、「お金持ちを憎む船」と「お金持ちを憎まない船」とがある。
モヤシ金持ち坊ちゃんなら、「お金持ちを憎まない船」で教育を受けたほうがいい。
「お金持ちを憎む船」とは、東京では、公立の小中、偏差値50都立高であり、大学は偏差値50大学だ。
金持ち差別について、まともな中堅上位大学を出た大人へ相談すると、さっぱり話が通じない。
金持ち差別の訴えが「被害妄想」で片付けられて話が通じないから、中堅上位大学には金持ち差別がないはずだ。
「お金持ちを憎む船」に乗ってしまうと、そこから先の航路は、正しいアドバイスをしてくれる「生身の大人」がいない。
そもそも、親が正しい人なら、モヤシ金持ちの息子を富裕層へ逆恨みする東京の公立小学校に入れない。お受験させる。
仮に東京の公立へ入れるとしても、逆恨みイジメを用心して、モヤシ息子へ何らかの格闘技を習わせるだろう。
正しい水先案内人がいないから、モヤシ坊ちゃんは「お金持ちを憎む船」の中で自分なりに考えて生きてゆかなくてはいけない。
数学者のパスカルは「人間とは、考えることができる、河川敷の雑草である。」と言った。
大雨の増水で流れに翻弄されながらも、良書を読んだり、精神世界の自由、考える自由は行使できると。
正しいアドバイスがなくても、差別に翻弄されても、最悪の状況の中で正しい選択をしろ。
逆恨みの複雑な人間関係の中で、勉強の優先順位を上げて中堅上位大学に行ったほうがいい。
偏差値50理系大学だ。最終学歴だ。
貧乏なボス教授が、高級ブランドを見ると取り乱して、子分の不良に八つ当たりする、富裕層を心底憎悪する共同体だ。
そこで私は腕と肩をつかまれて、廊下へ放り出され、誰も警察で証言してくれないから、勉強実験は無理だ。
中堅上位大学に行ったほうがいい。詳しくはリンク先へ。
257:名無しさん@13周年
12/12/06 07:46:24.00 0HkWNARp0
基本的に詩歌の類は原語でないと理解できないんだよなあ。
翻訳だと韻とかが全部崩れてしまうから台無しに。
俳句や短歌なんてまさにそれで、日本語の七五調で構成されて
いることに意義があるから翻訳できない。
無理やり訳したとしても、味気ない謎の短文になるだけ。
258:名無しさん@13周年
12/12/06 07:48:32.01 4B1xwYDq0
>>255
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
女が、会話1分続かない男と仲良くなるには、女の側でお金が必要だ。
会話1分続かない相手と接点を持つには、趣味も価値観もヘッタクレも無い。最後はカネだ。
未開の土人社会や金融恐慌や天災、戦争、無政府状態は別だが、通常、カネが最後の共通言語になってくる。
共通の話題のない相手と話を盛り上げるのが、人間関係のうまい人の数ある能力のひとつで、
あべこべに、共通点のない私に向かって、女が面白い話を要求するような雰囲気だった。
入学当時のモヤシ金持ちの私は無口だし、復学後は、シモネタを絶叫する100%ウソのキャラだし、あれは困った。
貧乏教授のボスが、よそ様の高級車、高級ブランドを見る。または、何かのきっかけで思い出す。
すると、教授は取り乱して、子分の不良に八つ当たりをする。
不良のことが苦手な教授もいたが、ザックリと校風を言うと、そんな富裕層を憎悪する共同体だ。
問題児の女たちは、不良や教授の背中に隠れて、モヤシ金持ちの私の悪口を言って暮らす。
問題児の女たちは、当たり前のように入学、復学した私へ濡れ衣を着せる。
女たちは、私へ女たちの住所電話番号の紙を渡し、ストーカー濡れ衣を着せ、スカートをめくって私を追い回す。
金持ちを憎む不良や教授は、女たちが悪いのに、ワザと女たちを被害者にして、私を悪者に仕立て上げる。
不良や教授は、私の腕と肩をつかんで廊下へ放り出し、教育機会を奪う。入学しても、復学しても同じ結果になる。
「モヤシ金持ちは、入試に合格しているのに、教育機会を奪われた。」
モヤシ金持ち側が笑顔で納得するって、何をどうすればいいんだろうね。
私ソックリの田舎坊ちゃんが変死した。私は考えた。
問題児の女たちが渡してきた女の住所へウソのラブレターを郵送し油断させ、不良たちへ付け届けをして、
深夜の大学に侵入し、資料をまとめて、卒業研究なしの資料発表形式で卒業した。
東京モヤシ坊ちゃんの私とよく似た田舎坊ちゃんが変死したので、明石家さんまの名言「生きてるだけで丸儲け。」だ。
中堅上位大学へ行ったほうがいいよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
259:名無しさん@13周年
12/12/06 09:30:57.08 GVnnVVun0
>>254
自然表現は語彙自体違うから、大変だね。
袖ぬるる こひぢとかつは 知りながら おりたつ田子の みづからぞ憂き
これなんか、訳せるんだろうか。
260:名無しさん@13周年
12/12/06 09:34:15.61 zMCG8WBD0
係り結びは英語なら三単現みたいなもんだろ。必須だよ。
261:名無しさん@13周年
12/12/06 09:37:06.40 1H6N9Sa4O
現国の偏差値は20なのにたいして、古典の偏差値は60だった俺は何人ですか?
262:名無しさん@13周年
12/12/06 09:38:48.84 zMCG8WBD0
偏差値20なんて白紙かわざとデタラメ書くかしなきゃとれねえぞ。
263:名無しさん@13周年
12/12/06 09:45:17.22 tthK/jEq0
>>257
意味が分かればそれでいいじゃん。何が問題なんだ? そんなことを言うのは
お前が古文を好きだからなんだろうけど、そんなの本を読んで勝手にやってろ。
何も高校で古文をする必要がないじゃん。勉強したいヤツは大学で
やればいいんだよ。
264:名無しさん@13周年
12/12/06 10:00:09.55 UQe4Dyn90
>>259
日本語なら「秋はつる」は「飽き果つる」だとすぐに分かるけど、
「the end of autumn」じゃ分からないんだよなあ
265:名無しさん@13周年
12/12/06 11:30:57.80 sy/llS1r0
つーか、下手に文法覚えるよりも
現代語訳でもいいから古典を多読しといた方が
実は受験にも役立つんだな、これがw
266:名無しさん@13周年
12/12/06 11:38:36.27 BIz7Yjji0
まぁ、確かにどの題材でもここの文法は… ってのからやってるしな。
数学の公式みたいなもんだから、最初に出てくるときに教えて後はやらなくていいだろ
って言う風には思う。 英語も
267:名無しさん@13周年
12/12/06 14:13:42.35 GVnnVVun0
>>264
宿木は心象風景が面白い。
六の君の件で、中君は「飽きられる」って勝手に思い詰めて薫に相談する。
匂宮は、薫の件で中君を疑念を持つんだけど、そのせいで更に中君に執着する。
そこでの歌なんだから、かこつけた風景と、中君の気持ちと双方の訳がないとだめかも。