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日本未来の党の衆院比例選の候補者名簿提出を巡る混乱は、駆け込みで結党した同党の意思決定の不透明さや
統治能力の欠如を浮き彫りにした。
「国民の生活が第一」を率いた小沢一郎氏系グループと、嘉田代表や側近の飯田哲也代表代行との
主導権争いが背景にあるとの見方も出ている。
嘉田氏は4日夜のNHKの番組で、「ぎりぎりまで調整し、少し混乱した。
ご迷惑をかけたところも含め、反省材料として、党の運営を私の責任でやらせていただきたい」と釈明した。
比例選の立候補届け出には、候補者名簿と、候補者本人の同意書や供託証明書などが必要で、
各党は公示日の受け付け開始直後に提出するのが通例だ。候補者の名簿登載順位は
小選挙区との重複立候補者にとって比例選での復活当選にかかわるだけに、党内調整の焦点となる。
嘉田氏は1日には記者団に「公認候補決定について一任をいただいた」と説明していた。
だが、実際の名簿作成は、選挙対策に通じた小沢系の議員が行い、嘉田氏が決裁するという「役割分担」(前議員)があったとされる。
結局、同党の名簿は4日朝になっても確定せず、嘉田氏が遊説先を回る車中でも携帯電話などで調整を続けたという。
北陸信越ブロックの届け出を行った未来の党関係者によると、4日朝、3人の小選挙区候補者を比例選で1~3位の順位を付けて
重複立候補させるとした名簿を持って総務省を訪れた。ところが、審査の最中に、嘉田氏周辺が総務省に直接電話をかけ、
名簿を修正する意向を伝えたという。審査は中断され、同党は3人を比例選1位に並べると修正した名簿を出し直した。
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