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東京・霞が関の総務省・中央選挙管理会。衆院選比例区の届け出会場で、締め切り間際に記者が目撃したのは。
4日午後4時すぎ。締め切りまで1時間を切っても、日本未来の党が提出する予定の比例11ブロックの
立候補届け出書類のうち、北陸信越ブロックしか届いていない。ほかの主要政党は軒並み朝のうちに手続きを終えていた。
「本当に来るのか」。選管職員が首をかしげる。締め切り39分前。書類を持って現れたのは、未来でなく、
日本維新の会で唯一残っていた東北ブロックの関係者。「立候補辞退者が出て書類の修正に手間取った。慣れないので…」
「もう未来は間に合わないのか」。集まった記者たちから声が漏れる。
そんな中、未来の各ブロックの届け出書類を持った関係者が駆け込んだ。
東海、近畿、南関東、中国、四国、九州……。残りは東京など数ブロック。
午後5時。締め切りの合図で両開きのドアが閉まる瞬間、隙間から男性2人が届け出書類を手に飛び込んできた。
間に合わないと、比例単独候補と、小選挙区との重複立候補も認められなくなる。ぎりぎりの時間帯に入り、
選管も会場手前で名前を書かせていた受付を会場内に変更する異例の措置をとっていた。
記者が自分の電波腕時計で確認すると、2人が入ったのは5時ちょうどから10秒すぎ。
だが選管は「5時までに入った」として、受け付け審査に進んだ。
ほっとした空気が流れたのもつかの間。いったん選管に書類一式を出した後、未来の党関係者らが、
肝心の比例名簿が見あたらないと探し始めた。後から来た森ゆうこ副代表が見守る中、スタッフの女性が泣き出した。
まもなく男性が名簿を見つけ出した。
全てのブロックでの届け出書類が受理されたのは午後10時半。選管関係者は「こんなことは初めて」とあきれ顔だった。
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立候補届け出の会場で、提出書類の審査中、涙をぬぐう日本未来の党の関係者(左)と、森ゆうこ副代表
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