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最近の調査によると、購買力平均値で換算すると、日本人1人当たりGDPは大体韓国や中国の台湾地域と同じで、
香港とシンガポールよりはるかに下回るという。
シンガポールの1人当たりGDPは約日本の2倍の6万ドルに達しており、香港は日本の1.5倍だ。
かつて経済で世界2位に数十年も君臨した日本が、とうとうアジアの隣国や地域より遅れているとは想像できないことだ。
香港を例に見てみよう。香港人は本当に日本人より給料が多く、生活は楽なのだろうか?恐らくはそうではないようだ。
実際、一般の香港市民の生活レベルは確かに日本人より高いが、香港人がみんな豊かであるという意味ではない。
普通の市民の収入は高くなく、香港は狭く地価が高いため、ほとんどの市民が高層住宅の狭い空間に住んでいる。
住宅価格があまりに高くて多くの人が不動産を購入できない。住宅がないことはすでに香港で社会問題になっている。
尖沙咀のにぎやかさ、ビクトリア湾の美しい景色は商業観光地のあちこちで見える古い建物や補助住宅を覆い隠せない。
これらの地域のインフラは老朽化し、外からの流入人口が多く、暴力団問題などは香港の貧富格差の象徴になっている。
香港が現在のような国際自由港になれたのは、主に「ゼロ関税」政策によるものだ。
重要な経済金融センターとして、香港の経済発展のレベルは高く、しかも思いがけず安い物価が同時に存在している。
そのため、一部分の人は収入が低くても、基本的な生活ができるのだ。
例えば、とても美味しいワンタンメン、タンタンメンや小籠包がたった200円でお腹いっぱいに食べられることは、
日本では想像できない。日本製の高級ビール「エビス」は日本で300円だが、香港ではたった80円だ。
香港は完全的な貿易型経済で、自前の産業(たとえば農業)などを保護する必要がないため、十分に安価な生活必需品を輸入できる。
東京の企業の管理層の給与水準は香港より高い。香港の一般的な学生アルバイトの時給は300円で、
日本の2分の1に届かない。しかしこの低い給料のために「商業都市」が成り立っている。
香港の失業率はたった3%経済成長は5%で、シンガポールも同様だ。
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