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★会計検査院 開通前に施工不良指摘 12月3日 15時26分
2日にコンクリート製の天井の板が崩れ落ちた、山梨県の中央自動車道の笹子トンネルについて、
会計検査院がこのトンネルの施工状況を開通の1年前に調べたところ、
半円状のトンネル上部のコンクリートの厚さが不足するなどの施工不良が見つかり、
設計より強度が低くなっていたと指摘していたことが分かりました。
中日本高速道路は「指摘を受けて補強しているので、今回の事故とは直接結び付かないと思う」と話しています。
会計検査院によりますと、笹子トンネルが開通する1年前の昭和51年、
トンネルの施工状況について調べたところ、半円状になっているトンネル上部のコンクリートの厚さが不足していたほか、
本来はモルタルなどで埋めなければならないコンクリートとその上の土の間に、
最大で1メートルほどの隙間が出来ていた箇所があるなど、施工不良が相次いで見つかったということです。
会計検査院は、トンネル上部のコンクリートの強度が設計より低くなっている場所があると指摘し、
中日本高速道路の前身で当時の日本道路公団に対して改善を求めていました。
半円状になっているトンネル上部のコンクリートには天井板をつり下げる金具が取り付けられていますが、
施工不良が見つかった場所と、今回天井板が崩落した場所が同じかどうかは分かっていません。
これについて、中日本高速道路は「笹子トンネルの工事は土が軟弱で大変苦労したが、
会計検査院の指摘を受けて補強しているので、今回の事故とは直接結び付かないと思う」と話しています。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)