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★ 橋下氏、福井や敦賀で街頭演説 脱原発へ「計画には2、3年」
日本維新の会の橋下徹代表代行は2日、衆院選の立候補予定者応援のため福井県内入りし、福井、敦賀両市で街頭演説した。
敦賀市では「2030年代に原発ゼロにしたいが、具体的な計画は今作っている最中。
大阪、敦賀とかではなく、同じ関西のメンバーとして計画を考えていこう」と述べ、脱原発依存に向けた協調を呼び掛けた。
福井市では約2千人、敦賀市でも1千人超の聴衆が集まり、橋下氏への高い注目度をうかがわせた。
JR福井駅西口近くでマイクを握った橋下氏は「社会保障制度を立て直し、現役世代や子どもにお金が回るようにしないと日本の成長は描けない」と力説。
その上で「業界団体や高齢者の票を当てにしない我々には改革ができる」と既存政党との違いをアピールした。
福井市では原発・エネルギー政策にほとんど触れなかったが、敦賀市では約30分の演説のほぼすべてを費やした。
冒頭、電力供給地への感謝の言葉を口にして深々と頭を下げた後、再生可能エネルギーへの転換を訴えた。
原発について「正直勉強不足だった」とこれまでの認識不足を認める一方、
「使用済み燃料の処理や立地地域の雇用をどうするか、計画しないままなのは無責任だ」とも語り、安易な脱原発論をけん制した。
ただ、維新も具体的な計画は示しておらず「プランを考えようと思うと2、3年はかかる」と述べるにとどめた。
また、福井市の演説では、公約の後退が指摘されている点を念頭に「私は言っていることは何も変えていない」と述べた。
演説を聞いた福井市の主婦長谷川道代さん(65)は「はっきりした物言いは好感が持てる。気迫が伝わってきた」と評価。
一方、同市の女子学生(22)は「次から次と党ができて橋下さんのインパクトも薄くなった印象」と語った。
敦賀市の岸本一義さん(38)は「言っていることができるのか。言うだけならどこも一緒」と具体性を欠いた脱原発の主張に冷ややかな見方。
核燃料の輸送にも携わった経験があるという同市の男性(67)は「目指したい方向はよく分かる」と期待感を示した。
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