12/12/02 20:45:27.47 0
天井板はトンネル上部との間にできる隙間(すきま)に空気を通して換気するために設置。
トンネル中央の上部に1.2メートル間隔で打ち込まれた金具でつり下げてある。
このつり金具と、トンネル上部との隙間を真ん中で仕切るコンクリート製の隔壁が何らかの原因で落下したことにより、
天井板がトンネル中央で崩落したとみられ、天井板はV字型に垂れ下がった状態となった。
点検は5年に1回と定められ、今年9~10月に実施したばかりだが、「異常なし」だったという。
笹子トンネルは1977年開通で、大月市と甲州市にまたがる。このトンネルの換気方式は「横流換気方式」と呼ばれ、最近は使われていないという。
目撃者によると、天井板は突然崩れ、下敷きになった車付近から出火、トンネル内部は黒煙が充満したという。火災は鎮火し、
県警と消防が救助活動を始めたが、午後1時ごろ、さらに壁が崩れる2次崩落の可能性がありいったん中断。
午後4時15分ごろに再開した。呼びかけに対して3台から応答はないという。
事故の影響で中央道は上り線は一宮インターチェンジ(IC)から大月ジャンクション(JCT)までの間、
下り線は大月JCTから勝沼ICの間で通行止めになっている。(終)