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日本維新の会の橋下徹代表代行は2日、テレビ朝日の番組で、政権公約に添付した「政策実例」に
「既設の原発は2030年代までにフェードアウト(次第に消える)」と明記したことに関し、
「『政策実例』は議論の叩き台。公約ではない」と述べた。
原発政策を巡っては、必要性を主張する同党の石原代表が反発し、見直す考えを示していた。
「政策実例」は公約ではないとすることで「党内不一致」との批判をかわす狙いがあるとみられる。
橋下氏は同日、福井県敦賀市での街頭演説で、日本未来の党が主張する「卒原発」方針について、
「飯田哲也氏(代表代行)の考えたもので、ボロボロだ。原発立地のことを全く考えていない」と批判した。
飯田氏は橋下氏のブレーンとして原発政策などを支えていた。
(2012年12月2日19時48分 読売新聞)
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