12/12/02 19:59:08.63 0 BE:823010483-PLT(12557)
「誰か助けて」。視界を遮る土埃の中から、複数の声が聞こえた。中央自動車道の笹子トンネルで
2日朝に起きた崩落事故。割れ落ちた天井に押しつぶされた車からは火の手が上がり、
はだしの女性は震えながら救助を求めた。間一髪で難を逃れたドライバーらが現場の惨状を語った。
甲府市の会社員男性(37)は、先行車が急停止したため、車線を変えながら
急ブレーキをかけた。気付くと、がれきが前方の車に落ち、クラクションが鳴り続けていた。
目の前にがれきと土埃が広がっていた。避難しようと歩き始めると、
「キーを置いて出てください」とアナウンスがあり、いったん車に戻った。
「助けて」「誰か助けて」。がれきが折り重なる場所から複数の声が聞こえた。土埃の中から
若い女性が現れたが、靴は脱げ、服はぼろぼろ。やけどの痕も見えた。
震えが止まらない女性に「何人乗っていたの」と聞いたが、「友達みんなと彼氏が…」と
答えるのが精いっぱいだった。「お願い、助けてあげて」と頼まれたが、既に火勢は
強くどうしようもなかった。
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