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火山大国・日本にあって九州を除く西日本(北陸、近畿、中国、四国)は活火山が少ない地域だ。
全国には活火山が110あるが、この地域には北陸の弥陀ケ原(みだがはら=富山県)と
白山(はくさん=石川・岐阜県)、中国の三瓶山(さんべさん=島根県)と
阿武(あぶ)火山群(山口県)しかない。このうち、気象庁が24時間体制で監視する
47火山に入っているのは、白山だけだ。
その白山も、江戸時代初期の1659年を最後に噴火していない。火山災害に備えた
ハザードマップもまだ策定されていない。
なぜこの地域に活火山が少ないのか。産業技術総合研究所で火山活動を研究する
星住英夫・主任研究員は「海のプレート(岩板)の沈み込みが関係している」と説明する。
海のプレートが陸のプレートの下に沈み込む際、地中深くのマントル(岩石層)が溶けて
マグマとなり、地表に噴き出して火山ができる。この地域では沈み込んだプレートが浅く、
マグマが発生しにくいためだという。
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