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言いたい放題だ。インターネットサイト「ニコニコ動画」での党首討論を石原慎太郎代表が欠席した
日本維新の会が11月２９日、都内で公約発表会見を行い、橋下徹代表代行がマスコミ相手に毒ガスを
噴射した。
「公約の価値をメチャクチャにしたのは大手新聞だ！」。党首討論では野田佳彦首相（５５）や自民党の
安倍晋三総裁（５８）らが舌戦を繰り広げた中、維新はメディアをけん制。
公約発表なのに「こまごました政策を話したってしようがない」（石原代表）との発言で始まった
会見は、のっけからケンカモードだった。
橋下氏は「マニフェストをめぐる報道でもメディアはおかしい。今日の朝日新聞社説も日本未来の党に
原発ゼロの具体的な工程表を示せって書いてあったが、工程表は行政官僚が作るものだ」と持論を展開
した。毒ガスをくらったのは朝日だけではない。
「毎日新聞は駄目だなと思ったのは、僕が岩手県の宮古市で演説をして、岩手県なのに宮城県と僕が
３～４回言ったことに『発言チグハグ』と。勘違いくらいありますよ。本質的な問題じゃない」（橋下氏）
その後も公約の細かい点を聞かれることに橋下氏はイライラ。
「公約の存在を台無しにしたのは、大手新聞ですよ。消費税増税も民主党はマニフェストに書いて
なかったが、朝日新聞は何と書いたか。『時として政治の考え方は変わる。選挙で審判を受ければいい』
だって。マニフェスト作ったって意味ないですよ。今、みなさんは細かく文言がどうだとか聞いて
ますけど、（中身を）変えたっていいんでしょ！？ どんだけ批判を受けようが、細かな文言を詰める
つもりはありません」（同）
こんなケンカ腰を有権者がどう感じるか？ 永田町関係者は「支持率が下がっていることへの焦りが
あるのではないか」。 この日、朝日新聞と毎日新聞は質問していなかったのは偶然か。
▽東スポ
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