12/12/01 18:10:07.87 quois/gX0
安倍晋三の「韓国」に対するスタンス
・日本は長い間、韓国から文化を吸収してきた歴史をもつ。
その意味では、韓流ブームはけっして一時的な現象ではない。
・わたしは日韓関係については楽観主義である。
・わたしたちが過去にたいして謙虚であり、礼儀正しく未来志向で向き合うかぎり、
かならず両国の関係は、よりよいほうに発展していくと思っている。
美しい国へ/安倍晋三
●両国の問題はたがいにコントロールすべき
どの国もそうだが、国境を接している国同士は、たがいに問題が発生しやすいものだ。
しかし、それをつねにコントロールしていくことが必要で、そうするためには、まず基盤となる経済関係をしっかりとさせ、
協力関係を維持していかなければならないということはすでに述べた。
国が違えば歴史や文化も違ってくる。両国間に問題があるからといって、それらをすべてに波及させるというのは、どうだろうか。
おたがいの違いは違いとして尊重することも必要ではないか。わたしたちは、たがいに問題をコントロールするためには
首脳が直接会って話をすることがなによりも大切だという認識をもっている。
こうした状況は韓国も同じだ。日韓両国はいまや1日1万人以上が往来しているという重要な関係にある。
日本は長いあいだ、韓国から文化を吸収してきた歴史をもつ。
その意味では、韓流ブームはけっして一時的な現象ではない。
わたしは日韓関係については楽観主義である。
韓国と日本は、自由と民主主義、基本的人権と法の支配という価値を共有しているからだ。
これはまさに日韓関係の基盤ではないだろうか。
わたしたちが過去にたいして謙虚であり、礼儀正しく未来志向で向き合うかぎり、かならず両国の関係は、
よりよいほうに発展していくと思っている。両国の基盤を強化するためにも、EPA(経済連携協定)の締結を進めなければならない。