12/12/01 11:20:22.22 0
そこかしこで火の手が上がり、黒煙は傾いたスカイツリーのはるか上空まで達する。
周囲は水没し、巨大な地割れに海水が滝のように流れ落ちる---。
まさに地獄絵図だが、これは絵空事ではない。多くの専門家が「明日にでも起こる」と指摘する、
来るべき大地震の〝本当の被害〟を報告する。
新宿の高層ビル群が傾き、火炎が竜巻のように立ち上り、空を焦がす---。
これは専門家の意見をもとに編集部が作成したシミュレーション・グラフィックスだ。
昨年9月、東京大学地震研究所などの研究チームが、M7級の首都圏直下型地震が起きる確率を
「30年以内に98%」と発表し、日本中を震撼させた。その後、「30年以内に70%」と修正されたが、
リスクが高レベルであることに変わりはない。東海大学地震予知研究センター長の長尾年恭教授が言う。
「東京というところは、江戸時代以前から何度も繰り返し大きな地震に見舞われてきた。
首都直下型地震は歴史が示す通り、必ずまた起こるでしょう。首都圏の地下構造は3枚のプレートが入り組み、
非常に複雑です。それが予知、前兆現象をとらえることを難しくしています」
巨大地震は避けられず、それがいつ来るか分からないというのだ。
独立行政法人「産業技術総合研究所」客員研究員の寒川旭氏は869年に起こった貞観地震に着目する。
三陸沖を震源とするM8.4以上の巨大地震で、津波が三陸沿岸を襲った。
「貞観地震発生までの50年間ほど、長野県から東北にかけて地震が頻発した。
西日本の内陸でも地震が起こり、貞観地震の9年後の878年に、関東で直下型の大地震が起きた。
今回も日本海中部や新潟中越などのM7クラスの地震がいくつも起こった後、東日本大震災が起きた。
西日本でも阪神淡路大震災以降、地震が増えている。現在の状況が9世紀と似ていることは、複数の研究者が指摘しています。
首都圏は、とりわけストレスが溜まっているエリアと言えるでしょう」
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
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