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”植物エキスが喫煙でのDNA損傷抑制効果”
八戸工業高等専門学校物質工学科の佐々木有教授(55)=毒性学=は27日、
ブラジルのアマゾンに自生するマメモドキ科の植物「コンナルス・ルベ」のエキスが、
喫煙によるDNA損傷(染色体異常)を抑制する効果があることを、ネズミなどを使った実験で確認したと発表した。
今後、どの成分が作用しているかを解明し、医学への応用を目指すとしている。(吉田有花)
佐々木教授によると、水のほか、コンナルス・ルベの樹皮から採ったエキスを3種類の濃度ごとに
水で薄めた液体をネズミなどに飲ませた上、それぞれ1日1分間、たばこの煙を充満させた容器の中に入れる実験を1~2週間続けた。
DNAが損傷した赤血球の割合を調べた結果、濃度の高い液体を飲ませると、水だけを飲んでいた場合と比べて
損傷が少なかったとしている。
佐々木教授は「DNA損傷はがんの原因と考えられている。エキスを摂取することで、がんにかかるリスクを軽減できるのではないか」
と推察している。
研究は、兵庫県の研究受託会社や姫路獨協大の中村隆典准教授=漢方生薬学=らと共同で実施した。
29、30日に静岡市で開催される日本環境変異原学会で結果を発表する。
コンナルス・ルベのエキスが入ったお茶の清涼飲料水は、奈良県の食品メーカーなどとの共同開発により、
ことし7月から関西地方で販売されている。
【写真説明】
フレーク状にしたコンナルス・ルベと、そのエキスが入ったお茶を説明する佐々木有教授=27日、八戸工業高等専門学校
URLリンク(cgi.daily-tohoku.co.jp)
東北新聞 (2012/11/28 14:19)
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