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石原慎太郎氏の三男・宏高氏が新興宗教「幸福の科学」に入信していたことが、
週刊文春の取材により明らかになった。複数の教団関係者が証言した。
宏高氏が入信したのは、翌年に総選挙を控えた2008年のことである。
「あれは08年の秋口のことです。都内の五反田駅に近い幸福の科学・東京南部支部で
石原宏高さんが信者になる儀式を受けました。支部の2階にある礼拝室に
20から30人の会員が集まるなか、宏高氏は“三帰誓願”をしたのです」(教団元幹部)
三帰誓願とは、教団の教義で、「仏・法・僧」の三宝への帰依を誓うことをいう。
その日、まさに儀式に立ち会ったという別の教団関係者はこう証言する。
「宏高さんがご本尊の前に立つと、導師から『あなたは主に帰依しますか。
法に帰依しますか。サンガ(=僧団)に帰依しますか。この三宝に
帰依することを誓いますか』との問いかけが行われました。宏高さんがいずれにも
『はい、帰依します』と応じたので、導師が『おめでとうございます』と祝福して、儀式は終わったのです」
入信の事実について、宏高氏本人に聞いたところ、以下のように答えた。
「確かに幸福の科学のイベントとかには
顔を出していますが、でも入信はしていない」
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