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★語られない都構想…大阪ダブル選から1年
「大阪都」構想の是非を争った大阪府知事、大阪市長のダブル選から27日で1年になる
。構想実現を掲げて当選した松井一郎知事と橋下徹市長は、衆院選を控え、日本維新の会の幹部として全国遊説に奔走しているが、
都構想に触れることはほとんどない。衆院解散後、橋下氏の市長公務はほぼ休業状態で、
議会からは「国政にかまけ、市政がほったらかしになっている」との批判も上がっている。
●かすむ原点
「他党の政治家は言うだけだ。僕もかつてはコメンテーターだったが、今は実行あるのみだ」
26日夜、福島県会津若松市で開かれたタウンミーティング。
維新の会代表代行の橋下氏は、民主、自民両党の批判に力点を置き、結党の原点である都構想には一言も触れなかった。
市長当選直後、橋下氏は「各党が(都構想実現のための法整備に)協力しなければ、国政に足をかける」と宣言。
8月、都構想推進のための新法が成立すると、「まだ国政への働きかけは残っている」と述べ、あくまで国政進出の大義は都構想だと強調した。
維新府議は「都構想の重要性は変わらない」としつつも、「もう大阪だけの政党ではない。東北で大阪都を訴えても、うまく伝わらない」と説明する。
●登庁せず
党の顔として、街頭演説やテレビ出演の過密日程をこなす橋下氏。市長との兼務については「寝る時間を割けばいい」と
自信を見せていたが、衆院が解散した16日以降、市役所に登庁したのは市議会本会議があった20日だけ。
今週も東北遊説などが組まれ、当面、登庁の予定はないという。
市政への影響も出始めている。都構想を議論する法定協議会の設置議案は、今月末にも市議会に提出する方針だったが、衆院解散を受け、提出を先送り。
12月上旬に予定していた公募局長の市長面接も延期になった。来年度予算編成も本格化しているが、市幹部からは「トップの判断が見えづらい」と嘆きが漏れる。
橋下氏はメールで市幹部に必要な指示を出しているとし、ツイッターで「僕は選挙で選ばれた公選職。政治活動をやるのは当たり前だ」と主張している。
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