12/11/28 11:59:02.08 snKCCeVW0
経済原論では
「 デフレ脱却時には、名目金利の立ち上がりが遅い 」
とされる。
事実その通りで、
デフレの今はGDPギャップが45兆円もあり、
これが失業と非正規雇用化、低賃金化、移民労働力の流入を招いてる。
まずはGDPギャップが埋まるまで、インフレにはなりようがない。
景気が底抜けし、GDPギャップが埋まり企業の業績も回復すると、
つまり
→ 調整在庫がはける
→ 民間の遊休設備が動き出す
→ 内部留保を崩して設備投資が再開
→ 内部留保が底をつき、市中から長期借入金を調達し、設備投資
→ 「 投資をすれば儲かる 」 という不景気脱却
に至って、
ようやく民間企業が銀行からお金を借り始め、長期金利が上昇する。
98年以降、金利があがらない流動性の罠に陥ってるのに、
なぜか経済音痴のバカサヨは、いきなり金利がはね上がることを既成事実化しようと必死だけど。
むしろ逆説的アンド嫌味込めて、とっとと金利があがって欲しいぐらいだ、デフレ不況脱却の証なんだから。
( もちろん、デフレ不況時には政策金利をあげてはいけない。 )