12/11/28 11:43:02.51 snKCCeVW0
デフレ不況の本質は、個別の財サービスや賃金下落というミクロ的なもの 「 だけ 」 でなく、
GDPギャップ ( 総供給と総需要の差 ) 45兆円 = 大量失業や非正規雇用化、移民労働力化、低賃化、という、
マクロの問題でもある。
GDPギャップがあると物価が下がり、失業が増える。
これはフィリップス曲線 ( インフレ率と失業率のトレードオフ ) からも裏付けられてる。
だからケインズもインフレ主義者だったし、
FRBなど欧米中央銀行は、物価安定だけでなく失業率低下も政策目標としている。
デフレが20年間も続いてるのは、
長期間、財サービスに相応の通貨量が不足し、円高に上方硬直しているから。
通貨量の不足は、財サービスの相対的な過剰をおこす。
景気が悪化すると、一層物価を下げ、それ以上に労働賃金を下げる
( デフレスパイラル。 今や低賃金化どころか、リストラ大量失業者が発生する程、悪化!!>< ) 。
ここまで異常な円高を是正するのに、メッセージ効果しかない為替介入では手遅れ。
外為特会で借金 ( 政府短期証券の発行 ) してドル建て外貨債を購入するので、
円高に戻り購入債の目減りになってしまい、結局は損するだけで国民負担にはね返る。
それで、国の財政が大変だから増税が必要という間抜けな政策になっている。
量的緩和で円高を是正するだけで、これまでの30 ~ 40兆円程度の為替介入損を挽回できる。
日銀バランスシート拡大 ( 復興債引き受け ) による量的緩和しかない!!
CPI等価購買力の適正レートは、ドル128.8円 ( URLリンク(www.iima.or.jp) ) 。
ド ル 130 円 以 上 の 円 安 にすれば、製造業も日本経済も税収もV字回復する。