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ホール経営大手のマルハングループが公式サイトにおいて
平成25年3月期中間決算を発表しました。
結果は売上こそやや増加も、利益は大幅ダウンという内容になっております。
早速ですが以下からご確認くださいませ。
URLリンク(p-media.info)
当サイトで毎月出している「経済産業省発表のホール売上数値」を見れば分かりますが
マクロな数字ですと全国ホール売上はこの1年基本的に右肩上がりです(昨年対比)
ですので、マルハンは最大公約数を反映しやすい大手チェーンなので
この「売上アップ」という数値はほぼ納得という内容ですね。
※アップ率も経済産業省発表の数値とほぼ同数となっているようです。
しかし、問題はこの『利益』のダウン。 何を何処で計上しているか、
というのはわからない部分もあるのですが、まず昨年対比で
▼売上原価がアップ(純利益で約27%ダウン)
▼販管費が約4億5千万アップ
▼特損が10億5千万アップ
などどいう特徴が挙げられますので、予想ですが単純に「利率によるテコ入れ」や
『機械投資によるテコ入れ』『特別損失の計上』などがあったのかな、というところです。
ただパチンコホールは低玉台数の調整で売上はコントロールできますし、
現在のART機種台頭を背景による売上アップという状況ですので、売上で経営を図ることはできません。
ですので利益のダウン傾向が、今期だけのものなのか、それとも継続していくのか、
という不安はでてきます。
小さな目線でみれば、マルハン=競合店舗というホールさんがほとんどでしょうが
大きな目線で見ると、パチンコ業態の未来、という見方もできます。
URLリンク(p-media.info)