12/11/27 11:51:06.16 I6LYeezM0
>>578
遅レスだけど・・・神道は穢れを嫌い死や血を避けると言う論調が結構あるんで参考に、
動物の生け贄を捧げるのは普通で、仏教浸透後も各地の神社では実施されていた。
それを厳格に禁止したのは鎌倉幕府。あくまでも仏教の教えを守ろうという政策。
これによって各地の神社から動物の生け贄捧げ物が消えていった。ただし諏訪大社だけが
生け贄を認められ、それが江戸時代の肉食禁止令の抜け道となる鹿食免に繋がった。
また土着神道では一年神主と呼ばれる風習が広くあったと言われる。
これは10歳前後の少年を神の依り代として祭る。一年の期間を終えると、一年神主に宿った
神を帰すために依り代は殺害された。これも土着神道の砦とも言える諏訪大社で有名。
ご神木や御神体として木や石を祭るのは、そういう犠牲を減らす為という側面を持つ。
現代にある真っ白で清浄な神道のイメージってきわめて仏教的。
まあ泥臭い血生臭い部分を捨てて洗練された、と言うべきか。
元々の神道では殺しも浄化の手段だったわけで、汚物は消毒だーーー的なw