12/11/23 17:56:40.44 0
国会議員は家業ではない。親の七光りでどうにかなるような仕事でもない。
総選挙に立候補を検討していた、羽田孜元首相の長男、雄一郎国土交通相が参院議員からの
くら替えを断念した。
民主党は、09年総選挙のマニフェストで「国会議員の世襲禁止」をうたい、今回も踏襲する
方針だ。
羽田氏は、これを厳格に適用することをめざす野田首相の方針に従うという。
世襲を禁止したり、制限したりすることがなぜ必要か。
新たに政治の舞台に上がろうという人からみれば、「地盤、看板、かばん」のゲタをあらかじめ
履いた世襲候補との勝負はフェアとはいえない。
それだけではない。この種の議員があまりに増えれば人材の多様性が乏しくなり、政治が社会の
変化に対応できなくなる。先代の後援会を引き継げば、既得権益の温存にもつながる。
じつは、自民党も3年前の政権公約で、世襲候補は「次回の総選挙から公認・推薦しない」と
明記した。なのに今度も福田元首相の長男ら、引退議員の子弟を続々公認している。
政権公約について安倍総裁は「できることしか書かない」と胸を張った。なるほど、今回の公約
では世襲禁止のくだりは消えてしまった。
自民党は小泉首相以来、6代の総裁がいずれも世襲議員。いまの安倍執行部もずらり二世が並ぶ。
所属衆院議員の実に4割超が世襲というのでは、民主主義国の政党と言えるか。
(>>2-に続く)
▽朝日新聞
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