12/11/23 01:13:05.21 0
選挙は年明けになると思ってたんだ。まことに読みが外れたところがありまして…。衆院選不出馬の
表明が遅くなって、後援会のみなさんにあたふたご迷惑をかけている。
小泉（純一郎）政権の後、残念ながら自民党政権で総理・総裁が１年ごとに変わった。自民党という
政党にね、国民の信頼を失うという流れができてしまった。その原因はいろいろあるだろうけど、
根幹は保守本流をいうものの誇り、自信を失ったからではないか。これが３年前の政権交代につながり、
とんでもない政党に政権を担わせてしまった。忸怩（じくじ）たる思いがありますね。
小選挙区になって、もう派閥はいらないんだ、政党間の戦いだと言われ、派閥の弊害だけが浮き彫りに
される。しかし、派閥の一番大事な役割は人材を作り上げていくということだ。それが小選挙区になって、
それは党がやるんだと。しかしどうなんでしょう。１００人、多いときには２５０人という所属議員を
本当に育てることができるのか。私は無理だと思う。
今の民主党は一人が何か大きな声で言って、誰もそれをまとめることができない。だから、どんどん
離党者が出てくる。ひどいじゃないですか、ポロポロ。政府・与党なのに、政府が出してくる閣法にも
平気で声高らかに反対して…。反対するぐらいならいいけども、それが気に入らないといって離脱していく。
綱領もない政党だから、無理もないといえば無理もないが、ちょっとひどすぎるでしょ。やはり政府・
与党で一番大事なのは統治責任ですよ。ガバナンスですよ。
既成政党に対して、国民が「国民不在の政治から脱却していない」と考え、それを自分たちが吸い上げ
ようというのが、今の第三極なんでしょ。しかし、果たして第三極が自民党に代わって、国民不在の政治
から脱却できるかと言えば、むしろ逆に輪をかけてしまってね、いよいよ収拾のつかない政治になって
しまうんじゃないか。自民党は自民党らしく、しっかりとした政治とは何か、政党とは何か、政治家の
使命と責任とは何か、それを自覚した選挙を戦うべきだ。
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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