12/11/21 06:16:50.86 Tvshi2JE0
デフレ不況の本質は、個別の財サービスや賃金下落というミクロ的なものだけでなく、
GDPギャップ ( 総供給と総需要の差 ) 45兆円 = 大量失業や非正規雇用化、移民労働力化、低賃化、という、
マクロの問題。
GDPギャップがあると物価が下がり、失業が増える。
これはフィリップス曲線 ( インフレ率と失業率のトレードオフ ) からも裏付けられてる。
だからケインズもインフレ主義者だったし、
FRBなど欧米中央銀行は、物価安定だけでなく失業率低下も政策目標としている。
デフレが20年間も続いてるのは、
長期間、財サービスに相応の通貨量が不足し、円高に上方硬直しているから。
通貨量の不足は、財サービスの相対的な過剰をおこす。
景気が悪化すると、一層物価を下げる ( デフレスパイラル ) 。
ここまで気ちがいじみた円高を是正するのは、メッセージ効果しかない為替介入では手遅れ。
外為特会で借金 ( 政府短期証券の発行 ) してドル建て外貨債を購入するので、
購入債の目減りになってしまい、結局は損するだけで国民負担にはね返る。
日銀バランスシート拡大 ( 復興債引き受け ) による量的緩和しかない!!
CPI等価購買力の適正レートは、ドル128.8円 ( URLリンク(www.iima.or.jp) ) 。
ド ル 130 円 以 上 の 円 安 にすれば、製造業も日本経済も税収もV字回復する。